7月3日

 無事に家に帰ることができた僕。出されたお薬をもらって、床につきました。もう、時間は既に午前4時です。眠いったらありゃしない。そりゃあ、もう深夜を飛び越えて早朝ですから。眠くもなりますよ。瞼も閉じてきますよ。そんなこんなで、一安心して、枕を高くして寝ました。



 その2時間後、痛さで目覚めた。



 もう、痛いなんてもんじゃない。さっきの痛さ。一度起きた時は、二度寝できるくらいの眠たさが残っているはずなのに、それもうち消すくらいの痛さ。2時間睡眠の睡魔をうち消すくらいの痛さ。もう、立てない。病院送りの痛さ。これ、比喩じゃなく、マジ。

 そんなこんなで、またまた病院の世話になるために、朝6時から、僕は病院へと運ばれたのでした。さすがに、注射は効くぜ。そして、2時間ぶりに、先ほどの医師と看護婦さんとご対面。そのとき、先生はこう言い放った。



「また来るやろ思た」



この一言で、僕の入院は決定した。



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