結石話の続き。 救急車が呼ばれてから、僕には難関がいくつかあった。
- 階段を下りなくてはいけないということ(倒れたのが2階だったため)。
- 救急車まで歩かないと行けないということ。
- 救急車では何ら処置をしてくれないということ。
それで、やっと救急車に乗ったと思ったら、何もされない。ただ、血圧と脈拍をはかるだけ。その上に、痛さで苦しんでいる僕に
「職業は?」
「誕生日は?」
「連絡先は?」
等と聞いてくる救急隊員の人がすてきでした。あと、腰が痛いってのに、病院に入ってから微妙に前進と停止を繰り返してくれた運転手さんもすてきでした。でも、ここでブチ切れたら大人げないし、僕が途中でおろされたら、それはそれでホントに文字通りの死活問題なので、おとなしくしておいた。理性ってすごい。
それでどうにか病院についた僕。てっきり今回こそは担架で運んでくれると思ったら、世の中そんな甘くない。でも、病院なので、さすがはホスピタル。ホスピタリティ溢れるところが大好きだ。今回は車いすを用意してくれた。
車いすでうんうんうなりながら病室に通され、とりあえず注射を打たれて検査をして、無事に尿管結石であることが確認された。ホント、死ぬほど痛いし。血尿が出るつらさ、とかいうのが比喩じゃないからな。
ちなみに、処置中、あまりの痛さに注射を打ってる先生に聞いた。
「先生、この痛さをアナログに和らげる方法ってないんですか?」
「こういう注射を打ったらマシになるけどなぁ」
「いや、そうじゃなくてもっとアナログな・・・」
「アナログって?」
「その・・・ラマーズ法的なものとか・・・」
「ないないない(笑)」
軽くバカに見られた気がした。
戻る
< 前の日へ
次の日へ >